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せっけんについて

せっけんとは

せっけん(脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウム)は、油脂に苛性ソーダまたは苛性カリを反応(鹸化)させて作る界面活性剤のひとつです。

界面活性剤の働きには、起泡作用、吸着作用、浸透作用、乳化作用、分散作用、殺菌作用、柔軟作用、帯電防止性作用などがあります。

界面活性剤というのは、水になじみやすい性質と 油になじみやすい性質の両方の性質を持っていて、水と油のように本来なら混じりあわないものを混ぜ合わせる作用があります。

また、物質への吸着作用、浸透作用、乳化作用、分散作用など様々な働きを持っているので、洗剤・食品・化粧品などに多用されます。

例えば、界面活性剤は、吸着作用、浸透作用により食器や繊維の表面になじみ 油になじみやすい部分が油汚れを取り囲んで水中に分散、乳化させることにより汚れを取り除く働きをします。

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せっけんと合成洗剤 の比較

洗浄剤としての界面活性剤は、大きく分けてせっけん(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)と合成洗剤(合成界面活性剤)があります。

【せっけん】
せっけん(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)は5000年も前から使われていて、条件さえ整えば自然界でも作られるシンプルな界面活性剤で自然界でも速やかに二酸化炭素や水に分解されます。
せっけんは軟水で使用するとすぐれた洗浄力を持ちますが、硬水や海水で使用すると含まれるミネラル分と反応して金属せっけん(せっけんカス)となり洗浄力が落ちてしまいます。
また濃度が薄まると界面活性力を失うのですすぎが早く、皮膚に浸透や残留しません。

【合成洗剤】
一方、誕生して1世紀にも満たない合成洗剤(合成界面活性剤)は種類もたくさんあり、高温・高圧下・複雑な反応経路で人工的に作られるものなので、自然界では分解されにくいものです。
また大量の水で薄まっても界面活性力を失わず、タンパク質と結合して肌に残って浸透し肌を荒らすこともあります。

例えば、ある日常での「せっけんと合成洗剤」の比較

  1. せっけんでお皿を洗った場合と 合成洗剤でお皿を洗った場合
    リキッドソープ(液体せっけん、脂肪酸カリウム)でお皿を洗っておけの中でためすすぎをすると、せっけんは界面活性力を失って油汚れを手放して、またお皿にくっついちゃうので、綺麗にするには、流水で洗い流します。
    合成洗剤(中性洗剤)は、うすまっても界面活性力はなくならないので溜めすすぎも出来ます。

  2. 衣類を洗った場合
    衣類を合成洗剤(合成界面活性剤)で手洗いすると、何度すすいでも泡が消えにくいと感じます。

    1. 現在、合成界面活性剤の生産量はせっけんの生産量を大きく上回っています。
      私達の身の回りの洗浄剤は合成界面活性剤が多く便利ですが、用途に合ったものを上手に選んで生活していきたいですね。

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