アロマティカラボ

せっけんの作り方

せっけん(脂肪酸ナトリウム)は、油脂に苛性ソーダを反応(鹸化)させて作ります

ここでは、コールドプロセス製法による石けんの作り方をご紹介いたします。
コールドプロセス製法は、昔ながらの素朴な製法で、油脂と苛性ソーダが反応したときに発生する熱を利用して、1ヶ月以上ゆっくり時間をかけて熟成&乾燥させる製造方法です。

つまり、作ってすぐには使えないのですが、ゆっくり熟成(約1ヶ月)させると肌をやさしく洗い上げる、見た目もつるんと綺麗なせっけんが出来上がります。

またこの製法ではせっけん以外にグリセリンという保湿成分も作られるので、自然の洗浄力と保湿力を持つせっけんに仕上がります。

お家で作るのは心配という方は、手作り石けん講習で、皆さんと一緒に作ることもできます。

アロマティカせっけん講習はこちら
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せっけん作りスタート!

STEP1

【道具一覧】

  1. せっけんの型
    牛乳パック・木箱・アクリルモールドなどを使いせっけんのタネを流し固めます。

  2. ボール(ステンレス/プラスチック)
    この中でせっけんのタネを作ります。

  3. 泡だて器(ステンレス/シリコン)
    せっけんのタネを混ぜる時に使います。

  4. おたま
    せっけんのタネを型に流す時に使います。

  5. ゴムベラ
    マーブル模様にしたり、せっけんのタネを平らにしたり、ボールに残ったタネを集める時にも使います。

  6. タオル
    ボールを湯煎にかけるので、ボールの底の水をふき取ったり、手を拭う時に使います。

  7. テーブルシート
    テーブルを汚さないように、新聞紙をひきます。

  8. 電気なべ
    常温で固形の油脂を溶かしたり、せっけんのタネの温度を保つために使います。

  9. デジタルばかり、計量用ビーカー、計量スプーン
    油脂、苛性ソーダ、精製水などを量るのに使います

  10. 精油計量用メスシリンダーorビーカー
    精油を量るのに使います。

  11. 500〜1000mlの計量カップ
    この中で、苛性ソーダ水溶液を作り、油脂の入ったボールに注ぐ。

  12. ガラス棒
    苛性ソーダ水を作るときに使用します。

  13. 温度計(2本)
    油脂と苛性ソーダ水溶液の温度をはかる。

  14. ブレンダー
    鹸化の反応を進め、せっけんのタネの仕上がりを早めます。

  15. 保温ケース
    せっけんのタネを保温するために使います。

  16. 酢(クエン酸)スプレー
    使用したボールなどのせっけんのタネを中和します。

※苛性ソーダは、アルミ・錫・亜鉛を腐食するので、それらの材質の道具は使用しない。

【身支度】
危険な薬品の苛性ソーダを使用するので身支度をしっかりと整えて作業します。
苛性ソーダは、水に溶かすと刺激臭や熱が発生します。
また、皮膚をとかす性質もあり、眼に入れば失明の危険もあるので取り扱いには十分注意して下さい。

  1. エプロン

  2. メガネorゴーグル

  3. ゴム手袋

  4. マスク

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STEP2

これは泡立ちが良く溶け崩れの少ない私の基本となるレシピになります。
植物油の組み合わせによって、様々な石鹸を作ることが出来ますが、自分の基本となるレシピがあれば、そこからアレンジしていくと調整しやすくなります。
また加えるオプションによって、香りの雰囲気、洗いあがりを調節することが出来ます。

  1. オリーブ油 150g

  2. ココナッツ油 110g

  3. パーム核油 110g

  4. 苛性ソーダ

  5. 精製水

  6. お好みの精油 5ml

材料の準備
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STEP3
苛性ソーダを静かに入れる

500〜1000mlの計量カップ精製水を量り、苛性ソーダをその中に静かに入れ、苛性ソーダ水溶液が透きとおるまで、ゆっくりかき混ぜる。
そして、40〜45度位にさがるのを待つ。(水につけて温度をさげる)
注:換気をよくして、刺激臭、発熱に気をつけ、目に入らないように、肌につかないように注意する。

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STEP4
油脂を溶かし加える

固形の油脂(ココナッツ油・パーム核油)を量り、湯煎で溶かし、残りの油脂(オリーブ油)を加えて40〜45度位になる様に調節する。

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STEP5
かき混ぜる

「STEP3」と「STEP4」が、40〜45度位になったら、ボールの油脂の中に苛性ソーダ水を注ぎ、石鹸の生地が跳びはねないように、泡が立たないようにかき混ぜる。
注:せっけん溶液のはねに気をつける

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STEP6
ひたすらかき混ぜる

常に40℃くらいを保ちながら、15〜20分間かき混ぜる。

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STEP7

20分間かき混ぜたらブレンダーでけん化を早めるか、※トレースが出るまでさらに泡立て器でかき混ぜる。

トレース

※トレースが出た状態・・・泡立て器を持ち上げたときにしたたり落ちる石鹸生地で、石鹸の生地表面に線が書けるようになった状態。

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STEP8

石鹸生地が完成したら、精油等を加えてよく混ぜ、型に流し込みラップをする。

精油を加え型に流し込む
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STEP9

発泡スチロールの保温箱に入れ、タオルをかぶせ、24時間 45度くらいで保温する。

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STEP10
型出し・切り分け

仕込み日から、2日〜1週間位の間に様子をみて行う。
注:必ず、手袋を着用してから、型をはずし切り分けて、湿気のない暗い場所で乾燥させる。
身支度:手袋)(道具: まな板、包丁)

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STEP11
熟成 〜 完成!

仕込み日から1ヶ月〜2ヶ月位熟成させ、pHの下がるのを待つ。
石鹸を水でとかし、pH試験紙でpHテストをする。pHが、8〜10であれば使用OK!

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アロマティカラボ 〜手作りせっけんのお店〜